マサネ カイト


超高校級の『家庭教師』。

真面目で責任感が強く、頼まれると断れない性格の男子高校生。
その性格ゆえに、いつの間にか方々から部活の助っ人や便利屋さん、
果ては家庭教師みたいな立ち位置に（勝手に）されていた。

……が、そもそも人並み以上の頭や才能を持つ訳ではない。
故に教師扱いされるのも本人としてはたまったものではないのだが、
押しに弱いあまり、任された以上は後にも引けず、
その都度陰ながらに必死で血の滲むような勉強と努力をしている。
自分の中での優先度があくまで他人＞＞＞＞＞＞自分にあるタイプ。

「超高校級、なんて呼ばれるような才能は俺にはない」
「わかってんのか！？ 教える側の些細なミスで子どもの人生は簡単に狂うんだ！！」


常に冷静で理知的、けど教育者としての責任感が強すぎる完璧主義者。
自己肯定感は常に底辺。
性格故に頼られることが多いものの、能がない自分は努力してその都度補うことしかできない。
傍から見ている分には天才、ないし一種の才能に見えるのかも？
毎日睡眠時間も食事も趣味の時間も削って頑張ってとった98点を、周りから天才だね～と言われるタイプ。
初見でおおよそ理解できるものは、センスとかではなく、単にこれまでに得た知識の積み重ねと応用力。

自己肯定感が低い分、ともすればどこかロボットのような言動も見られ、
自分のことを「期待に応えて他人に貢献するためだけの存在」だと思っている節がある。滅私奉公！