九 葵（いちじく あおい）


　好奇心が強く奔放な研修医。割としっかりしてる。
　基本的に気さくで明るいものの、たまに人が変わったように口が悪くなり荒っぽくなる。
　医師家系に生まれ今に至ってはいるものの、元々はジャーナリスト志望。
　記者気質で面白いネタには過剰に反応するが、それも人の命が関わらない範囲でに限るそう。

　医者志望である以前に人好きなので人命は極力助けたい。
　が、ただ両手で抱えきれる限度を知っているので、現実的に切り捨てることも選択肢に入れられる男。

　高校からの親友である常深悠と同じ大学に進学してからは、
　彼の家によく泊まり込んでいる、同じく親友の泉こぬまと常深の恋仲を見守っている。
　二人が喧嘩するたび何かと転がり込んでくるので、その度に痴話喧嘩にキレたりなだめたりと忙しい。

関連タグ

　 ESTP（起業家）

　　▼ESTPの探索者一覧
　　　- 九葵

　 あおびす

　　桃喰びすこくんと九葵。
　　情緒不安定な天才作家と、それを面白がって見守る娯楽に飢えた男

　[罪を孕みし堕落の子ら　HO2b(追加HO)]

　✦憤怒


　明るく振る舞っていても楽しいことなどあるわけでもない。
　楽しいどころか腹立たしい。
　毎日毎日周囲のつまらない馬鹿話にうっとうしい馴れ合いに退屈極まりない時間に、
　基本的に常にイライラしながら過ごしている。

　気を紛らわせようとイヤホンを爆音でつけたり、
　糖分を摂取したり、愉快なネタを探して気を紛らわせているものの、
　ネタ自体には興味もなく、ただなんでもいいので何かしらに食いついて
　テンションを無理に上げることで癇癪を起さないようにしていただけ。
　しかし成長するにしたがって、気まぐれで新聞部に入ってしまったことも悪影響し、
　目的と手段が入れ替わって面白いネタだけを探すようになった。
　元々気が紛れればなんでもよかったはずなのに。

　親友であるHO2のことは面白い面白いと讃え持て囃していただけど、
　冷静になって見たらあの学校で一番つまらない人間だった。
　つまらない人間と、無理に面白いと自分に言い聞かせてまで
　一緒に過ごしていた理由がわからなかった。
　大嫌いだった担任曰く、それを友達って言うらしい。

　陳腐でつまらない答えだったな、と思った。
　なんかそれすらも腹立たしくて仕方なかった。


　PLが首のないHM死体が誰のものか（北条か早川か）に執着したため、
　KPさんの「裸を見たことがある仲なら判別できてもいいぞ！」の言葉に乗り
　北条さんとは小さい頃からの家族ぐるみの幼馴染ということになった。
　シナリオ関係ないところで幼馴染を失くした……