星へ至る棺 ver相良一之進

KPみそ  PLちぇると(相良一之進)
『星へ至る棺』のリプレイになります。ネタバレとなりますので、未プレイの方は閲覧しないようお願いします。




▼倉庫
KP:近づくと、扉が開く。ライカは距離を置いてついていく。
KP:薄暗い。しかし埃っぽさは感じない。ダンボールの押し込まれたアルミの棚、また奥には本棚がいくつも置かれている。
KP:更にその奥には扉があり、そこには「冷凍室」と書かれていた。
KP:【探索 / 倉庫】 アルミの棚・奥の本棚・冷凍室
相良 一之進:手前から行くぞ
相良 一之進:アルミ
KP:OK!
KP:ダンボールがいくつも押し込まれている。ラベルを見るのであれば、レトルト食品や衣服や医薬品が入っているようだ。
KP:そして救急セットを見つける。これ以降応急手当ロール可能となる。
KP:以上!
相良 一之進:着々とアイテムが…
相良 一之進:こわい…
KP:な、なんで……
相良 一之進:このさきがこわい
相良 一之進:本棚いく…
KP:奥の本棚には、古今東西ありとあらゆる本が置かれている。児童書から百科事典、専門書まで多岐に渡る。
KP:図書館+20でどうぞ!

 相良 一之進:CCB<=85 図書館+20
 Cthulhu : (1D100<=85) → 8 → スペシャル


相良 一之進:えらいがすぎる
KP:*KPの処理ミスです。補正つくところじゃありませんでした。全人類とPLに謝罪します。
KP:えらい~~!!
KP:では本棚の中から、『輝くトラペゾヘドロン』についての本を発見する。
KP:内容は以下の通りだ。
相良 一之進:でもどっちにしろ成功なのでKPはわるくな
相良 一之進:えっ
相良 一之進:まて見付かっちゃアカンやろ

『輝くトラペゾヘドロン』について

常に這い寄る混沌を崇拝するカルトにとって神聖なものである。
これは這い寄る混沌そのものであり、また混沌そのものが所有するアーティファクトである。
それは石によく似た水晶の形をしており、それは黒く、多面体をしている。
黄色がかった独特の金属の箱の中にあり、静かに開けるものが現れるのを待っている。
開けたものには、トラペゾヘドロンの持つ力によって遠い彼方の名状しがたいものの片鱗を見ることとなるだろう。


相良 一之進:アッアッ
相良 一之進:「…とらぺぞ…?」
KP:そしてあなたは棚の影に、自分の胸にアイスピックを突き刺して死んでいる男の研究員がいることに気づく。
相良 一之進:「ごほん」
KP:その顔は恍惚に歪んでおり、一種不気味にもうつることだろう。
KP:また、その死体が『制御室のカードキー』とボイスレコーダーを持っていることに気づく。/
相良 一之進:有難く受け取ろう
相良 一之進:「……すまない、お借りするよ」
KP:ではカードキーとボイスレコーダーを入手する。レコーダーには音声が録音されているようだ。
相良 一之進:聞きますかぁ…
KP:フフ
KP:再生ボタンを押せば、少しのノイズののち、やがて男性の声が再生され始める。

【男性研究員のボイスレコーダー1】
彼ら二人のいうことはよく分からない。一体何者なんだ。
しかし、彼らの技術無くしてはこれの完成はありえないことはわかっている。
上は何を考えているんだ……。いくら『ノア』の研究のためとはいえ……。

【男性研究員のボイスレコーダー2】
今日『聖櫃』と呼ばれるものが運び込まれる。
例の二人が導入をすすめたものだ。
正直何に使うのか分からない。
白銀の箱で、蓋はなく開けることは出来ない。
一体、何に使うんだ……?

【男性研究員のボイスレコーダー3】
もうこの世界はおしまいだ……。
何もかもが終わった。
『フラニス流星群』のあの小惑星が……そんな、世界の滅亡の前兆そのものだったなんて!
ああ、皮肉なものだ……。
こんな名前をつけたばかりに、本当に神話の通りになってしまうなんて。
『ノア』よ……一体どこへ向かうつもりなんだ。
誰か、助けてくれ……。


KP:そして、一番最新のものを再生した瞬間、突然今まで喋っていた男の高笑いと悲鳴が響き渡った。その後に「ああ、偉大なる白痴の王!」と叫び、呻き声を漏らしたのち静かになった。
KP:確信するだろう。それが彼の最期であると。(SANC 0/1d3)/
相良 一之進:あっざとぅーーーーーーーーーーーーーー

 相良 一之進:CCB<=67 SANチェック
 Cthulhu : (1D100<=67) → 34 → 成功


KP:えらいな~~~!
みそんとふ:マップマーカーに情報を追加しました。
KP:では、ここで目星をどうぞ。

 相良 一之進:CCB<=70 目星
 Cthulhu : (1D100<=70) → 89 → 失敗


相良 一之進:えん
KP:おしい!レコーダーの内容に集中していたため周囲を見回す余裕がありませんでしたね。
KP:あとで振ってもいいですよ
相良 一之進:ありがとKP
KP:イイヨッ
KP:奥の本棚は以上です。
相良 一之進:フラニスとかになにか知識、オカルトふれたりしないです?
KP:ん~~~六藏に見せてもらったニュースくらいのことしか知らないかな!って思います!
相良 一之進:おkまる
相良 一之進:ノアに関しては?
KP:ノアはPLが知ってればそのままPCに落としてもらってもいいです。し知識振ったら解説入れます。
相良 一之進:Dグレしか思い浮かばないですね(鼻ホジ
KP:草 知識どうぞ

 相良 一之進:CCB<=75 知識
 Cthulhu : (1D100<=75) → 62 → 成功


相良 一之進:流石相良
KP:KPはワイズリー推しです
KP:えらい!!
KP:ちょっと打つから待ってくださいね
相良 一之進:PLは…まぁ、あの中ならてぃきかな
KP:あとね、ルル=ベル推しで………アニメ版の……… (そんなこと言ってる暇あったら)
KP:Hey, MisontoF!
みそんとふ:旧約聖書の創世記などに見られる記述ですね。
みそんとふ:神は地上に増えた人々の堕落を見て、これを洪水で滅ぼすことにする。
みそんとふ:神はそのことを「神と共に歩んだ正しい人」であったノアに告げ、ノアに箱舟の建設を命じた。
みそんとふ:ノアは家族などとともに箱舟でこの洪水を脱すると、水が引いたころに箱舟を降り、人間を代表して神を祀る。
みそんとふ:二度と堕落という過ちを犯さないという誓いとともに。
KP:といった内容の物語です。
相良 一之進:流石みそんとふ
KP:めっちゃ省いちゃってるけどだいたいこんな感じです
相良 一之進:INTがとけてるからPLにはさっぱりだな!!!!!
相良 一之進:よし冷凍室だ!
KP:まあなんか、人類を一度リセットするから、ノアだけ逃げてもらってあとでノアの子孫を反映させて人類をまた復活させようねって感じです
KP:了解しました!
KP:冷凍室に入ると、凍った試験管やシャーレなど、様々なものが冷凍保存されているのが分かる。
KP:医学、もしくは生物学をどうぞ!
相良 一之進:生物学からいこう!
KP:OK、どうぞ!

 相良 一之進:CCB<=1 いい加減生物わかるんじゃね?
 Cthulhu : (1D100<=1) → 92 → 失敗


相良 一之進:わからんかった
相良 一之進:医学りまーす

 相良 一之進:CCB<=60 医学
 Cthulhu : (1D100<=60) → 29 → 成功


KP:えらい!
KP:生物学おしいな……
KP:では、人間や動物の精子や卵子が冷凍保存されていることに気づく。また、希少な植物の種や一部微生物なども保存されているようだ。
KP:冷凍庫は以上!
KP:冷凍庫じゃないね 冷凍室です
相良 一之進:「…なるほど、ノアの箱舟ね」
相良 一之進:細かいことは気にするな
相良 一之進:倉庫に戻って再度目星
KP:はい、どうぞ!

 相良 一之進:CCB<=70 目星
 Cthulhu : (1D100<=70) → 8 → スペシャル


KP:えらいな~!!
相良 一之進:えらすぎる~~~~~
KP:男性の死体のそばに、くしゃくしゃのメモが落ちているのを見つける。
KP:メモには「NOAH」という走り書きとともに簡単な絵が描かれている。それは円錐形をしており、4つに階層が分かれているようだ。
KP:上から『2・1・B1・B2』と書かれている。 また、一番下の階層(B2F)の真ん中はペンで丸がつけられており、「動力室」と書かれている。
KP:倉庫は以上ですね
相良 一之進:おん…動力室…おん…
みそんとふ:マップマーカーに情報を追加しました。
相良 一之進:まだだ…まだ行かぬぞ…
相良 一之進:この階は全部見たかな?
KP:そうだね、この階は全部情報も出てますね!
相良 一之進:えらいね~~~~~~
KP:えらいね~~~
相良 一之進:今更なんだけど1Fってもといたフロア?
KP:どうだろうね?
KP:階数表示はなかったな、と思っていいですよ
相良 一之進:では1へ
KP:OK、ではエレベーターに乗って1Fを押すと、エレベーターはゆっくりと上っていく。
KP:チン、と音がして扉が開く。廊下には見覚えのある血の付いた足跡が見えた。
KP:と、いうわけで1Fですね!
相良 一之進:「…元の階、か」
KP:【探索 / 1F】 ブリーフィングルーム、研究室、制御室
相良 一之進:今度はカードキーあるぞ
相良 一之進:制御室へ
KP:わかりました!

▼制御室
KP:カードを通せば、ピッという電子音と共に扉が開く。
KP:中には大きな操作パネルがあり、監視カメラの過去の映像を見ることができる。
KP:【探索】カメラの映像 A・B・C
相良 一之進:ではAからひとつずつ
KP:わかりました。

【カメラの映像A】
この施設の廊下を慌ただしく行き交う研究員たちと、運び込まれる機材や大量のダンボール。
その研究員たちの表情は切迫しており、顔面蒼白にも見える。
そんな緊迫した空気の中、5つの『コールドスリープ装置』がセーフルームへ運び込まれていく。
更に続けて再生すれば、『白銀の箱』が研究員に大事そうに抱えられてどこからか運び込まれてくる。
それはエレベーターの中に運び込まれた後、暫くして同じ研究員がそのエレベーターから手ぶらで出てくるのが分かる。
しかしどの階の映像を見ても、その箱を持った研究員が出てきたというのはうつっていない。

【カメラの映像B】
B1Fの倉庫から出てきた研究員の手には薙刀が握られており、そのままフラフラと寄宿舎の中へ入っていく。
と、同時に研究室前の廊下では、血まみれのメスを持った女性の研究員が、研究室から這い出てきた研究員に馬乗りになってその背をめった刺しにしている。
別々の場所で様子がおかしくなった二人の研究員によって、次々と人が殺されていく……。

【カメラの映像C】
暫くの砂嵐の後、あなたが出てきたセーフルームとブリーフィングルーム前の廊下が映し出される。
そこから三人組(小倉ハル・坂本ナツヤ・真島アキオ)が恐る恐る出て来て、困惑した表情を浮かべながら何処かへ向かう……
そこで映像が途切れた。


KP:Bの映像に対して(SANC 0/1)
相良 一之進:だ、大事な頃で

 相良 一之進:CCB<=67 SANチェック
 Cthulhu : (1D100<=67) → 38 → 成功


KP:えらい!
みそんとふ:マップマーカーに情報を追加しました。
KP:制御室は以上です。
相良 一之進:はぁい
相良 一之進:研究室へいこう
KP:OK

▼研究室
KP:カードを通せば、ピッという電子音と共に扉が開く。
KP:顕微鏡などの実験器具が載せられたテーブルがあちこちにあり、アルミの棚が衝立のかわりのように置かれている。
KP:更に、何に使うのかも皆目検討のつかない設備などが散見され、その近くにはコンピューターが置かれている。
KP:そうしてその床やテーブルの上、椅子にもたれかかるようにして何人かの研究員の死体が転がっている。
KP:またアルミの棚にくくりつけた太いコードを首に巻いて死んでいる者もいる……。(SANC 0/1d3)/
相良 一之進:SANがやばいんだよぉ

 相良 一之進:CCB<=67 SANチェック
 Cthulhu : (1D100<=67) → 20 → 成功


KP:えらい!
相良 一之進:「…どこもかしこも死体だらけだな…」
KP:【探索 / 研究室】 実験用テーブル・パソコン・棚・床・奥の扉
相良 一之進:実験tableから順にだな
相良 一之進:…?
相良 一之進:突然のtable
KP:実験table
KP:には、シャーレや顕微鏡など様々なものが置かれている。レポート用紙のようなものもたくさん積まれているようだ。
KP:生物学/地質学/化学のどれかでレポートの内容について理解できます。
相良 一之進:おーう
相良 一之進:全部行くよ
KP:がんばれ!

 相良 一之進:CCB<=1 なまもの
 Cthulhu : (1D100<=1) → 70 → 失敗

 相良 一之進:CCB<=1 ちしつ
 Cthulhu : (1D100<=1) → 72 → 失敗

 相良 一之進:CCB<=1 ばけがく
 Cthulhu : (1D100<=1) → 47 → 失敗


相良 一之進:うーんどれもおしい
KP:どっちも別ベクトルでおしかったなぁ
KP:専門的な内容のため、読み込みは難しかった。
相良 一之進:「…流石にわからないな」
相良 一之進:んならばパソコンへ
KP:パソコンを見る。 何か複雑な計算式を処理していたらしいが、99%のところで完全にフリーズしてしまっている。
KP:物理学、もしくはアイデア-20で振れます。
相良 一之進:物理だ!
KP:がんばれ!

 相良 一之進:CCB<=1 叩けば治る
 Cthulhu : (1D100<=1) → 54 → 失敗


KP:おしい~~!!
相良 一之進:これはアイデアを成功するための布石

 相良 一之進:CCB<=40 アイデア-20
 Cthulhu : (1D100<=40) → 28 → 成功


相良 一之進:ほらね
KP:えらい!!
KP:会議室のホワイトボードの算式に似ているように思う。もしかしてあの計算式は、これの続きだったのではないか?
相良 一之進:「どこかで…」
相良 一之進:「あぁ、あのホワイトボードにあった…!」
相良 一之進:「でも完成されてないんだな…」
相良 一之進:流石に100%にはできないもんな
KP:フリーズしてしまっていますね。これの答えが『=100億光年』なのでは?とわかってもいいです。
相良 一之進:ほーーーーー?
相良 一之進:んんん?????
相良 一之進:ぴんとこない
KP:パソコンがフリーズしたから、ホワイトボードで続きを計算してたんだな!って感じ!
相良 一之進:あ、うんうんそれはわかるんだ
KP:うんうん
相良 一之進:100億光年の意味がな?
相良 一之進:何でも止めてたんだろうって
相良 一之進:求めて
KP:天文学情報だったね
相良 一之進:あーなるほど
相良 一之進:専門的なことか
相良 一之進:わからんなそりゃ
KP:うん!まぁ大丈夫だよ
相良 一之進:ほら、わかることなら知りたかったなってだけ!
相良 一之進:このまま情報を得よう
相良 一之進:棚へ!
KP:フフ、わかるといいね
KP:OK!
KP:様々な資料や本などがファイリングされている棚だ。ジャンルは多岐に及んでいる。医療から生物学、物理学、はては童話や楽譜、食品レシピまで。
KP:今度こそ図書館+20でどうぞ!
相良 一之進:ここで+20か!
相良 一之進:そろそろファンブルかな
KP:やめろ!!

 相良 一之進:CCB<=85 図書館+20
 Cthulhu : (1D100<=85) → 94 → 失敗


相良 一之進:あっ
KP:そうやってフラグ立てる!!!
相良 一之進:言霊が
KP:本がいっぱいあって目移りしてしまいました
相良 一之進:「本が…いっぱいだぁ…( ⁀ ◡ ⁀ )」
KP:あとで振ってもいいですよ
相良 一之進:ありがとん
相良 一之進:床を舐めるようにみる
KP:舐める?
相良 一之進:なめない
KP:残念……
KP:床には緑色をした五芒星の魔法陣が描かれている。それはよく見ると、何か草や葉を刻んだようなもので描かれている。
KP:以上だ!
相良 一之進:アッアッ
相良 一之進:ここは…
相良 一之進:扉に注目注目
KP:奥の扉を見ると、『培養室』とプレートがかかっている。カードリーダーとパスワードを入力する端末がある。
相良 一之進:…嫌な予感しかない
相良 一之進:カードキー+2001とうちこみます
KP:えらい!
相良 一之進:そしてここでセーブします
KP:草 じゃあ不定リセットしておきましょっか
KP:相良 一之進の不定値が53に (不定:60->53)
相良 一之進:まさかのリセット
KP:そろそろ1時間くらい経ったかなと
KP:カードを通しパスワードを入力すれば、ピッという電子音と共に扉が開く。

▼培養室
KP:中にはよく分からない設備が並んでおり、辛うじて分かるものの中には培養器や円柱の水槽がある。
KP:しかしどれも使われている形跡はなく、まだ新品のようだ。
KP:そんな部屋の一角にある実験机には、怪しく光る緑のライトがつけられている。
KP:【探索 / 培養室】 緑のライトのついた実験机
相良 一之進:ふふ…
相良 一之進:机を、みようね
KP:フフ…
KP:机の上には、『2F のカードキー』が置かれている。
KP:そして、緑のライトの近くにいるとなんだか気持ちが悪くなってくる……。
KP:POW*2をどうぞ。
相良 一之進:えん

 相良 一之進:CCB<=30 ぱうっ
 Cthulhu : (1D100<=30) → 16 → 成功


相良 一之進:ふふ
相良 一之進:えらすぎるね
KP:お!
相良 一之進:相良君つぉい
KP:では、特に異変はおこらない。
KP:あなたには。
ライカ:「うぅう、ワンワン!!」
KP:培養室に入ったライカは、低い呻き声をあげ、鋭い歯をむき出しにし、敵意を露わにあなたに飛びかかってくる。
KP:戦闘開始です。アイデアをどうぞ。
相良 一之進:えっ
相良 一之進:や、やだーーーーー

 相良 一之進:CCB<=60 アイデア
 Cthulhu : (1D100<=60) → 72 → 失敗


相良 一之進:おまえ!!!!!!!!!!!!!
KP:では突然のライカの変化に動揺し考えが追いつかない。
相良 一之進:考えしっかりしろや!!!!
KP:不意打ちのためライカの先制です。
ライカ:シークレットダイス
相良 一之進:えーーーーーーーーん
ライカ:シークレットダイス
KP:ライカはあなたに向かって突進する。回避をどうぞ
相良 一之進:かっ
相良 一之進:かいひーーーーーーーーーーー

 相良 一之進:CCB<=45 回避
 Cthulhu : (1D100<=45) → 7 → スペシャル


KP:かっこいい!!
KP:では咄嗟にライカの体当たりをいなす。
相良 一之進:戦闘で輝くCheltさまだぜ
KP:相良くんの行動ターンです
相良 一之進:「っライカ!?どうしたってんだ!!!」
相良 一之進:もう一度アイデアは可能ですか?
KP:ん~~~戦闘入っちゃったので難しいかな………
相良 一之進:ぬぬぬ…
相良 一之進:目星は?様子みれないかな?
KP:目星で1ターン消費しますか?
相良 一之進:攻撃は、したくない!!!
相良 一之進:目星で1ターンだ!
KP:ではどうぞ

 相良 一之進:CCB<=70 目星
 Cthulhu : (1D100<=70) → 6 → スペシャル


KP:えらい!
相良 一之進:気合いれろ!!!
KP:では、ライカは完全にこちらの説得には応じないだろう、と様子から窺えます。
相良 一之進:やだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
KP:では2R、ライカのターン
ライカ:シークレットダイス
ライカ:シークレットダイス
KP:ライカはあなたに噛みつこうとする。回避をどうぞ
相良 一之進:尻の穴しっかりしめてよけやがれ!

 相良 一之進:CCB<=45 回避
 Cthulhu : (1D100<=45) → 8 → スペシャル


相良 一之進:すごすぎる
KP:えらい!では動きを見切ります。
KP:相良くんの行動ターンですね
相良 一之進:「っこれじゃらちが明かねえ…!」
相良 一之進:まーじでどうしようこれ
KP:どうしようねぇ
相良 一之進:殴りたくない…
相良 一之進:あっ
KP:お?
相良 一之進:KP、魔法陣っぽいところに誘導できますか
KP:お、いいですね。1ターン消費で誘導できることにしましょう。ライカは逃げるあなたを追います。
相良 一之進:「っこっちだ!こい!ライカ!」
ライカ:「グルルル……ワンッ!!!!」
KP:ライカは牙をむき出しにしてあなたを追う。
KP:3R
ライカ:シークレットダイス
ライカ:シークレットダイス
KP:ライカの攻撃は逃げるあなたには上手く当たらない。
相良 一之進:せふせふ
KP:追いすがるライカはあなたが立ち止まると、魔方陣の上で姿勢を低くして唸る。
KP:では相良くんの行動ターン
相良 一之進:シャンを追い出すぞオラアアア
KP:では呪文を唱えようとする。POWは自分のものと箱のもの、どちらを使いますか?
相良 一之進:KPKP
KP:はい!
相良 一之進:この場合はどう処理されるん?
KP:うん??
相良 一之進:MP-4+SAN-5+POW-1?のほう?が唱えられるのかな?
KP:ああ、活性化してるか否かかな?
相良 一之進:それともPOW-10???
相良 一之進:そうそう
KP:そうだな、アイデア……はいいか、活性化の条件とはなんだったかな!
相良 一之進:光にあびたとき!
KP:ね!
相良 一之進:あびちゃったね!!!
相良 一之進:つまりはそっちか!
KP:うん!なので後者の判定で大丈夫です!
相良 一之進:うーーーーーーん箱から-1しよう!
相良 一之進:なので後者の呪文をとなえます!
KP:OK!ではコストをそれぞれ消費し、相良くんはライカへ呪文を唱えます。
相良 一之進:「正気に戻れ!ライカ!!」
KP:相良 一之進がMPを4使用 (MP:15->11)
KP:相良 一之進のSANが4減少 (SAN:67->63)
KP:相良 一之進の代わりに箱からPOWを1使った (箱:15->14)
KP:では、あなたは呪文を唱える。
KP:すると、ライカが激しく唸る。1つ大きく吠えると、ライカから何かが飛び出して来た。
ライカ:「ワンッ!!!」
KP:————それは……鳩ほどもある大きな昆虫だった。
相良 一之進:しまった
KP:固い三角の鱗に覆われ光沢を放つ翼と、10本の肢を蠢かせ、小さな頭にある巻き毛状の触毛が揺らめいている。
KP:3つの口は嘲笑うかのように上下しており、その異様な昆虫……バケモノは、あなたをぬらりと光る複眼でもって捉えた。(SANC 0/1d6)
相良 一之進:ここで耐えてこそ、かっこいいお兄ちゃんだよ

 相良 一之進:CCB<=63 SANチェック
 Cthulhu : (1D100<=63) → 96 → 致命的失敗


相良 一之進:ばーーーーーーーーーーーーーーーか
KP:CF適用、最大値の減少です。
KP:相良 一之進のSANが6減少 (SAN:63->57)
相良 一之進:ほいほい
相良 一之進:あっぶねあっぶね
KP:一応アイデアをどうぞ!
相良 一之進:アイデアいっきます!

 相良 一之進:CCB<=60 アイデア
 Cthulhu : (1D100<=60) → 13 → 成功


相良 一之進:この出目前でみたかったな
KP:フフ、薬飲みますか?
KP:ね
相良 一之進:ねえねえ
相良 一之進:狂気内容だけみたい
相良 一之進:だめ?
KP:はい、なんでしょう
KP:なるほどな、stどうぞ
相良 一之進:やった~~~

 相良 一之進:st
 Cthulhu :一時的狂気(20[20]) → 記憶喪失 (あなたは1d20時間内の出来事を忘れてしまう。)


相良 一之進:これはだめだ
KP:どうします?
相良 一之進:薬のもう
KP:フフ
KP:では1錠飲んで正気に戻ります。
KP:相良 一之進が錠を1錠飲んだ!(錠:0->-1) 1d3どうぞ!
KP:うそ!!
KP:これ和瀬さん用のカウンターリモコン 1d3はいいです
相良 一之進:えっ?
相良 一之進:あ、うん?
相良 一之進:うん
KP:相良 一之進が錠を1錠飲んだ!(錠:12->11)
KP:これが正しい
相良 一之進:和瀬さん3粒だけか…
KP:いや、和瀬さんはSAN0の危険があったから、安定剤の効用にSAN回復があったのさ
相良 一之進:にゃるほどね
KP:いきなり飛び出した昆虫は動きが鈍い。回避不可。
KP:続けて昆虫との戦闘に入ります。
ライカ:「ワンッ!ワンワンッ!」
KP:ライカはあなたを守るようにあなたと虫の間に立ちふさがる。
ライカ:シークレットダイス
相良 一之進:「ッ、ライカ!?」
ライカ:シークレットダイス

 ライカ:1d6-1d4 ダメージ
 Cthulhu : (1D6-1D4) → 4[4]-3[3] → 1


相良 一之進:あっあっ
KP:ライカはあなたを守りながらバケモノへ噛みつく。しかしライカの小さな身体では致命傷には至らなかった。
KP:相良くんの行動ターンです
相良 一之進:まてまてシャンをどうたおす?????
相良 一之進:手持ちを思い出せ
相良 一之進:ハンカチ
相良 一之進:とらぺそ
相良 一之進:にっき
相良 一之進:ボイスレコーダー
相良 一之進:ろくなもんがねえ!
KP:がんばれ!
相良 一之進:ここに太陽は!?
相良 一之進:ない!!!!
KP:?????ない……
相良 一之進:太陽浴びたらしぬみたいな覚えが…(うろ
KP:お、おう………死にはしないよ……動きはしなくなるけど…
KP:ライカの攻撃は通ってますよ。
相良 一之進:ええいままよ!(二回目)
相良 一之進:キックだ!!!!
KP:フフ、どうぞ!

 相良 一之進:CCB<=60 お兄ちゃんキック
 Cthulhu : (1D100<=60) → 14 → 成功


KP:かっこいい!!回避しません、ダメージどうぞ。
相良 一之進:戦闘で輝け!俺が太陽だ!(錯乱

 相良 一之進:1D6+1D6 キックダメージ
 Cthulhu : (1D6+1D6) → 6[6]+6[6] → 12


相良 一之進:輝いた
KP:………????
KP:では、あなたの強い思いが自然とキックに乗る。
相良 一之進:ここすくしょしていい?
KP:いいよ
相良 一之進:ついーとはだめかな
相良 一之進:戦闘でかがやけ!から輝いたのあたり
KP:ん~~大丈夫じゃないかな?
相良 一之進:やった
KP:あなたの重い一撃を受け、昆虫はその場で落ちて消える。戦闘終了です。
ライカ:「クゥン……」
相良 一之進:「ライカ!大丈夫か!?」
KP:ライカは貴方に寄り添い、足に頭を擦り付ける。
相良 一之進:駆け寄ります
ライカ:「ワンッ!」しっぽぱたぱた
相良 一之進:「怪我は!?」
ライカ:「ワンッ」だいじょうぶだよ!
相良 一之進:「っ…よかった…」
ライカ:「ワン、ワン!」ズボンの裾をくわえる
ライカ:「わふ」ぐいぐい 魔法陣の方に引っ張る
相良 一之進:「ん、どうした、」
相良 一之進:行きます
相良 一之進:あっそっか俺の中にもいるのか
KP:では相良くんは魔方陣の上に立ちました。
相良 一之進:活性化させて………ないな…?
相良 一之進:うん
KP:活性化の条件は!!!!
相良 一之進:光をあびる!!!!
KP:そうだぞ!!!!
相良 一之進:浴びたけど暴走してないよ!!!!!
相良 一之進:あれ、あびるだけでいいの?
KP:フフ、POW成功しちゃったもんね 活性化=暴走じゃないから大丈夫だよ!
相良 一之進:あっそうなんだ
相良 一之進:暴走しなきゃだめかと
相良 一之進:ではでは南無南無
KP:わかる、私も思ったもん
KP:呪文を唱えますか?
相良 一之進:うん
KP:OK
KP:ではあなたは魔方陣の上で再び呪文を唱える。この呪文を自分に対してかける場合は《MP-4》+《SAN-4》 +《POW-2》である。
KP:相良 一之進がMPを4使用 (MP:11->7)
KP:相良 一之進のSANが4減少 (SAN:57->53)
KP:相良 一之進の代わりに箱からPOWを2使った (箱:14->12)
KP:呪文を唱えると、貴方は激しい吐き気を覚える。自分から何かが出ていく、そのような感覚。
KP:そして、ライカから飛び出したものと同じように自分からも昆虫が飛び出してくる。
KP:しかし昆虫は貴方とライカに近づこうとして、何かに撥ね付けられる。昆虫は興味を失い、去って行く。
KP:以上!
KP:なんとここで不定なんですね
相良 一之進:ついにきた不定
相良 一之進:あれってか昆虫さん????どこいくの????
KP:どこいくんだろなぁ 不定ロールだけする?
相良 一之進:うん♡
KP:ltどうぞ!

 相良 一之進:lt
 Cthulhu :不定の狂気(1[1]) → 睡眠障害 (眠る度悪夢にうなされ、睡眠を十分にとることができなくなる。)


KP:どうします?
相良 一之進:ほーん
相良 一之進:薬飲むわ
KP:フフ では1錠飲みます
KP:相良 一之進が錠を1錠飲んだ!(錠:11->10)
ライカ:「ワンッ!」
KP:というわけで、棚の図書館+20をリベンジしていいですよ!
相良 一之進:わすれてたわん

 相良 一之進:CCB<=85 図書館+20
 Cthulhu : (1D100<=85) → 49 → 成功


KP:えらいー!
相良 一之進:やった
KP:では、ライカのペンダントがぼんやりと光っている。それを頼りにしながら棚を見ると、二冊の古びた本を見つける。
KP:片方の表紙は革張りで、もう片方は表紙に食人花が描かれている。
相良 一之進:「おぉ、ありがとうなライカ」
相良 一之進:撫でていい?
ライカ:「ワンッ!」
KP:撫でると嬉しそうに頭をすりすりする!
相良 一之進:「お、ぉお?」
相良 一之進:「ついにデレてくれたか」
相良 一之進:両手でわしわし
ライカ:「わふっ」うれしい!
KP:ちなみに革張りの本の表紙には『グラーキーの黙示録第7巻』、 食人花の本の表紙には『魔女の魔除け』と書かれている。
KP:読みますか?
相良 一之進:あぁ~~~~~~
相良 一之進:よみます
KP:はい では内容は以下

【魔女の魔除け】

『アルニカで描いた五芒星の魔法陣の魔除けの効果について』
薬草アルニカの下準備から、どのように描くかまで手順をおって丁寧に書かれている。魔法陣の図も載っている。
特にこの魔法陣と、とある呪文を使って「悪魔を内側から追い出す」ことが出来ると分かるだろう。

グラーキ—の黙示録 第七巻】

その神は宇宙が始まったときから存在している。時空を超越した宇宙の中心部である。
彼は、単調なフルートの音に合わせて絶え間なくその不定形の体をくねらせている。
そして宇宙には「マウス・オブ・マッドネス」と呼ばれる彼の宮殿があり、それは狂気が沸き立つ悍ましい場所である。
更に悪いことに、また、彼の化身には「ザーダ=ホーグラ」という名の神がいる。
それは「シャッガイからの昆虫」が崇拝している。
彼らはその神の一部を何らかの形で自分たちの神殿船の動力源として利用する。
外見は二枚貝のようで、その貝が開いた瞬間、凄まじい核爆発で周辺のもの全てを焼き払うだろう。
最後には、その神の名が記されている。『アザトース』と……。


KP:(SANC 1d3/1d5)《クトゥルフ神話+3%》
相良 一之進:はひぃ

 相良 一之進:CCB<=53 SANチェック
 Cthulhu : (1D100<=53) → 8 → スペシャル

KP:えらいー!
相良 一之進:お兄ちゃんつよない?????

 相良 一之進:1d3
 Cthulhu : (1D3) → 1


相良 一之進:つよ
KP:あまりにもえらいなぁ
KP:相良 一之進のSANが1減少 (SAN:53->52)
相良 一之進:えらいえらい
KP:という感じで、この階は以上かな!
相良 一之進:動力室にはアザさんの一部がある、と
相良 一之進:…2階いこうねぇ
KP:そう書いてあるね
KP:フフ
KP:エレベーターにあるカードリーダーに2F用カードキーを通すと、エレベーターの扉が閉まる。
KP:エレベーターはゆっくりと上へと向かう。



▼2F
KP:船の操舵室のような印象を受ける部屋。しかし、床は血まみれ、白衣姿の男女の死体があちこちに転がっている。
KP:床の真ん中には白衣の年老いた男性がうつ伏せになって倒れていた。
KP:—————しかし。
KP:もしかしたら、その惨状よりも悲しいほどにあなたの目を引いたのは……眼前に広がる景色だったかもしれない。 
KP:操舵室の前方は一面ガラス張りとなっている。
KP:「それ」はかつて大気圏の中で見ていたようなものとは違い、鮮やかすぎるほどに光り輝いている。
KP:切なくなるほどに、吸い込まれていきそうなほど美しい。
KP:プラネタリウムや図鑑、はたまたテレビの映像なんかでしか見られないような「宇宙」が、今……あなたの目の前に果てしなく広がっている。
KP:あなたは否が応でも悟るだろう。「自分は今、宇宙空間にいる」のだと………。(SANC 1/1d3)/
相良 一之進:「…、…宇宙だ、」

 相良 一之進:CCB<=52 SANチェック
 Cthulhu : (1D100<=52) → 53 → 失敗


相良 一之進:いちたりない!

 相良 一之進:1d3
 Cthulhu : (1D3) → 2


KP:相良 一之進のSANが2減少 (SAN:52->50)
KP:【探索 / 2F】 男の死体・オペレーションデスク
相良 一之進:ついに50まで…
KP:減ったね……
相良 一之進:死体にいこう
KP:うつ伏せで倒れている年老いた男性は、所長の『未宙彼方』であることがわかる。
KP:その近くには、『何も書かれていないカードキー』が落ちている。
KP:以上
相良 一之進:「…あなたは、何がしたかったんだ…」
相良 一之進:ちゃんと手を合わせてからカードキーを受け取ろう
相良 一之進:そしてデスクへ
KP:わかりました。

▼オペレーションデスク
KP:様々なパネルやモニターなどが取り付けられているデスク。
KP:近づくと自動的に、白衣姿の年老いた男の映像が中央のメインモニターにうつしだされる。
未宙 彼方:「こちらは宇宙船NOAH。私は暮戸宇宙開発研究所 所長の、未宙彼方だ」
KP:そうして、彼の残した記録が流れ始める。

【未宙の記録1】
世界は『フラニス流星群』と共に我々の星へやってきた
「グロース」と呼ばれる神が呼び起こす大厄災によって、
滅亡の危機に晒されている。
最早今、我々の星に生存者がいるかどうかは分からない。
しかし奇跡が起きていたならば……世界はまだ形を保っているかもしれない。
世界滅亡までの僅かな時間……我々は生き残るために、
宇宙船『NOAH』へ乗り込んだ。
そうして、時空間ワープによってそこからはるか遠くの銀河系へ脱出し、今に至る。
助かったのも五年前に「謎の宇宙船」が暮戸山に墜落してから……
「シャン」と呼ばれる知恵を得た研究員二人のおかげだ。
我々は……治験開始時13基あったコールドスリープ被験体のうち、
唯一乗船時までに生存確認できた4人と1匹……その、未だ目覚めぬ彼らのためにも、
早急に大気のある惑星を探さなければならない。

【未宙の記録2】
調べるうちにとんでもないことが発覚した。
この宇宙船には『アザトース招来』の呪文が組み込まれている。
世界滅亡へと導いた邪神とは全く別の、そうして最悪の神……。
我々の中にまんまと潜り込んでいた二匹の「シャン」は
その悍ましいものを目覚めさせるために、儀式のための生贄として我々の星を選んだ。
そうして、わざと墜落し我々に「見つけさせた」のだ……!
しかも最悪なことにその「アザトース」の周りを今、まさに、ゆっくりとまわっているらしい。
彼らの予定通りに時間がくれば、宇宙船に刻まれた呪文が活性化しアザトースが完全に目覚めてしまうことだろう。

【未宙の記録3】
なんてことだ……。下のフロアでは二人の研究員による一方的な虐殺が行われている。
一体これはどういうことなんだ。
もしも4人が目覚め……そのときに我々がいなかったら「脱出ポッド」を使ってこの宇宙船から一刻も早く離れてくれ。
ここから逃げてくれ……頼む……。


KP:未宙の録音が終わった後、しばらくして画面が荒くなり、 砂嵐が止んだかと思うと若い男が現れた。
KP:コールドスリープ実験の被験者——あの金髪の「坂本ナツヤ」だ。
KP:その後ろにはもうひとり若い男が立っている。セーフルームから出たときに扉の前で死んでいた男「真島アキオ」だ。
坂本ナツヤ:「俺は坂本ナツヤ。こっちは真島アキオさん。後もう一人女性がいるけど、下のブリーフィングルームだ。名前は小倉ハルさん」
坂本ナツヤ:「残り一人がいつ目覚めるかわからないから......何かあった ときのために、俺達も知っている情報を残しておくことにした」
坂本ナツヤ:「相良一之進さん、目覚めるのが百年後とかじゃないことを願ってるよ」

【坂本ナツヤの記録】

俺達3人が目覚めたときにはすでに、研究員全員が死んでいた。
さっき、未宙彼方の残した映像を見たけれど正直信じられない。
俺達の住んでいた星が滅亡したなんて……。
確かめるためにも、俺たちはやっぱり元いた星へ帰りたい。
それで『礼拝堂』の下にある緊急脱出用ポッドを見てみたが、どうにもこうにも動かない。
どうやって動かすんだ?
代わりに俺たちは研究室で見つけた『門の創造』と呼ばれる魔術を試してみることにした。
小倉さんには今、パソコンがフリーズして出せなかった演算の最後の部分を解いてもらっている。
彼女、数学者らしいんだ。すげーよな。
時間はかかるかもしれないけど、これで正確な距離がでるはずだ。
俺たちは『門の創造』を使って、元いた星に帰ろうとおもう。
に、しても『礼拝堂』の祭壇にある白っぽい箱は何なんだろうな。
ああ……家族のところに帰りたい。早く逢いたい。


KP:そう言う坂本ナツヤの後ろから、今まで後ろで見守っていた真島アキオがひたひたと歩み寄ってくる。
KP:その手にはバタフライナイフが握られており、突如として坂本ナツヤを後ろから切りつけ、
KP:めった刺しにして不気味な笑みを浮かべた真島がカメラに手を伸ばすと、記録はそこで終了した。(SANC 1/1d3)/
相良 一之進:「……、…」

 相良 一之進:CCB<=50 SANチェック
 Cthulhu : (1D100<=50) → 26 → 成功


KP:えらいね
KP:相良 一之進のSANが1減少 (SAN:50->49)
相良 一之進:「…滅亡…」
相良 一之進:「…全滅……」
相良 一之進:「…俺と、ライカだけが、生き残った…?」
相良 一之進:「……」
相良 一之進:「……、このままじゃ、アザトースっていうやつが目覚めちまうんだよな」
相良 一之進:「…」
相良 一之進:「……どうしたらいいんだろうなぁ」
相良 一之進:「こんなことになるなんて、思ってもいなかった」
ライカ:「クゥン」耳と尻尾が下に垂れる
KP:ライカはあなたを気遣うように寄り添っている。
相良 一之進:「…あぁ、ごめん。怖がらせたか?」
相良 一之進:「……違うな、怖がってんのは、俺か。」
相良 一之進:「…ありがとうな、ライカ」
ライカ:「わふ……」
相良 一之進:「……、葵」
相良 一之進:ハンカチの刺繍を指でなぞってから、ぱん、と自分の顔をたたきます
相良 一之進:「くよくよしてられねえな」
相良 一之進:いこう、地下に
相良 一之進:そこ以外いくところないしな
KP:わかりました。あなたとライカはエレベーターへ乗る。
KP:カードリーダーがついている。B2Fのボタンは見当たらない。
相良 一之進:真っ白なカードをここで使おう
KP:あなたが拾ったカードキーを通せば、エレベーターの扉はゆっくりと閉まってゆく。

KP:眼前に広がる、ガラス越しの真っ暗な外がどうしても目に入る。
KP:外は果てしない宇宙が広がっている。あなたの居た惑星はどこにも見えない。
KP:ふと、ホワイトボードの文字を思い出す。100億光年。もしかしてそれが……
KP:今まであの星で出会って来た人達のことを思い出す。彼らは、生きているのだろうか。
KP:自分は何時間、眠りについていたのだろうか。



KP:エレベーターは静かに B1F へ向かう。しかし、止まっても扉は開かず、それと反対の壁に大きな穴が出現した。
KP:その先には螺旋階段が下へと続いている。そこには血の跡が続いているのが分かるだろう。 
ライカ:「クゥン」おとなしい
KP:下に降りていくと、その螺旋階段の壁には、この世のものとは思えない、あまりにもリアルで恐ろしいバケモノの絵画がいくつも飾られている。(SANC 0/1d3)/
相良 一之進:「…」

 相良 一之進:CCB<=49 SANチェック
 Cthulhu : (1D100<=49) → 51 → 失敗

 相良 一之進:1d3
 Cthulhu : (1D3) → 3


KP:相良 一之進のSANが3減少 (SAN:49->46)
相良 一之進:ごりごりいくねえ
KP:階段を下りて行くと、礼拝堂につく。
KP:高さ3mほどの天井を見上げれば、宇宙の始まりを思わせるような美しい壁画があなたを見下ろしている。
KP:その空間の壁は天井まで、何かの巣のような穴があちこちにあいている。
KP:それらは全て真正面にある大きな円形の扉を向いているのが分かるだろう。その前には祭壇があり、白銀の箱が一つ置かれている。
KP:礼拝堂の中央の床には大きな魔法陣が描かれており、その真ん中で若い男が血を流して倒れている。
KP:【探索 / B2F】 床の魔法陣と倒れている男・祭壇・祭壇裏の床・円形の扉
相良 一之進:男にゆっくり近づこう
KP:坂本ナツヤが、血を流して既に死んでいる。
KP:手には、あなたが持っているものと同じ、何も書かれていないカードキーが握られている。そして、死体の下に一冊の古びたノートが置かれている。
相良 一之進:「…坂本君」
KP:薬指の指輪は、血に濡れて輝きを失っていた。
相良 一之進:手を合わせ、目を閉じさせてからノートを読ませてもらおう
KP:わかりました。
KP:ノートには、このような内容が書かれています。

古びたノート 【門の創造】
「門」を通して別の場所へ行くことが出来る。
行きたい場所の正確な距離が分かれば《SAN-1》を消費し、更に距離をPOWに換算して使用すると、門が活性化する。

KP:また、本に書かれた魔法陣が、床に書かれている物と同じであることが分かる。
相良 一之進:「…これで、帰ろうと思えば帰れるが…」
相良 一之進:「…問題は、あちらだな」
相良 一之進:祭壇を見ます
KP:わかりました。
KP:祭壇の上には、白銀の箱が置かれている。大きさはケーキ箱ぐらいだ。開けられるようなところはどこにもない。
KP:箱には美しい模様が彫刻されており、薄ぼんやりと光り輝いている。
KP:以上
相良 一之進:箱…
相良 一之進:見ても大丈夫かなぁ?????
相良 一之進:へへっ
相良 一之進:みーちゃおっ
相良 一之進:ここまできたら全部だ全部
KP:開かないよ!
相良 一之進:なにか技能ふれますか?
KP:特に情報は出ませんね。
相良 一之進:そっかー
相良 一之進:…
相良 一之進:扉は?
KP:円形の?
相良 一之進:うむ
KP:祭壇を挟んで奥に、大きな円形の扉がある。鍵穴はない。
KP:あなたが扉に近寄ると、ライカは僅かに怯えたような仕草を見せる。
ライカ:「クゥン……」
相良 一之進:「…ライカ?」
ライカ:「……」遠ざけようとズボンを引っ張る
相良 一之進:「……この先に…何が…」
ライカ:「………」
KP:開けますか?
相良 一之進:「…」
相良 一之進:開けません
相良 一之進:ライカも嫌がってるしね
KP:わかりました。
相良 一之進:「…ごめん、ライカ。大丈夫あけないよ」
ライカ:「…ワンッ」
相良 一之進:「…さぁ、帰ろうか」
相良 一之進:「俺たちの、星に」
相良 一之進:帰っていいのかなぁ…
KP:ちなみに見てないところが、あるなぁ……
相良 一之進:あれ
相良 一之進:どこだ?
相良 一之進:あっ床?
KP:祭壇裏の床!
相良 一之進:みます!
相良 一之進:ごめんね、勝手にセットだと思ってた
KP:フフ、いいよ!
相良 一之進:床の魔法陣と一緒だと思ってたの
KP:なるほどした
KP:丸いハッチが祭壇の裏にある。開けると下へ降りる階段が続いている。
相良 一之進:「…一応、脱出ポットも見ていくか」
相良 一之進:下へ行きます
KP:はい。祭壇の裏にあるハッチから下へ降りると、そこには『脱出ポッド』が一つだけある。
KP:銀色の球体形のポッド。前方はガラス張りになっており、 一人用なのか非常に狭い。
KP:中をよく見ると、四角い穴があることがわかる。
KP:アイデアをどうぞ。

 相良 一之進:CCB<=60 アイデア
 Cthulhu : (1D100<=60) → 81 → 失敗


相良 一之進:わからん
KP:何の穴なんだろうなぁ
相良 一之進:んー
相良 一之進:上の箱はうごかせそうだった?
KP:動かせるよ
KP:あ、でも描写入れさせてください!
相良 一之進:うん
KP:あなたがコックピットを覗き込んでいると、青い画面に「HELLO」と表示され、ひとりでに航行プログラムが作動する。
ポッドA.I:「脱出ポッドへようこそ。私は、ポッドに搭載された A.I」
ポッドA.I:「起動トリガーとして登録されております、船内の半数以上の生命反応の消失を確認。緊急事態と判断し、非常電源でこのプログラムは起動しています」
ポッドA.I:「直ちに宇宙船『NOAH』からの脱出、そして安全を確保できる惑星への航行を提案します」
KP:そう言ってから、プログラムは自動計算を始め、あなたの全く知らない銀河系の惑星を座標指定する。
ポッドA.I:「こちらの惑星が適切であると判断しました。到着予定は今から 10 年後です」
ポッドA.I:「何か、質問はありますか?乗る時は声をかけて下さい。また現在はエネルギー源がないため出発出来ない状態となっております」
相良 一之進:「…10年…」
相良 一之進:「……、地球は、どうなった?」
KP:あなたが地球、と口にすると、
ポッドA.I:「地球という惑星はこの宇宙に存在しておりません」
ポッドA.I:「しかし、あなた方はチキュウと……自身の星セレネルの俗称として使用している事は知っています」
ポッドA.I:「チキュウ。正式名称、惑星セレネル。記録によれば、そこがあなたたちの母星です。」
相良 一之進:「セネラル…」
相良 一之進:みす!
ポッドA.I:「セレネルはNOAH出発時点で生命反応の確認はできませんでした」
ポッドA.I:「しかし、高度な知的生命体がいる別の惑星が存在する。あなたがたの惑星へは帰れませんが、代わりにそちらに住んでいる方々に受け入れてもらえることができれば、生き延びる事が可能。」
相良 一之進:「…それは、確かか?」
ポッドA.I:「はい。そのように記録しています」
相良 一之進:「……」
相良 一之進:「……フラニス流星群から、何日たった?」
ポッドA.I:「あなたが眠りについてから計算すれば14時間ほどです。」
ポッドA.I:「しかしこれは時空間ワープを使用した航行。セレネルでは3日ほどが経過しているでしょう」
相良 一之進:「……じゃあ、本当に、どうしようもないんだな」
相良 一之進:「……俺は、結局誰も助けられなかったわけだ」
ライカ:「クゥン………」
相良 一之進:「…ライカは助けられたもんな」
ライカ:「ワンッ」
相良 一之進:「誰も、じゃない」
相良 一之進:「…ありがとう」
相良 一之進:「……行こう。せめて、生き残らねえと」
相良 一之進:箱を取りにいきます
KP:わかりました。箱を手にすると、ライカのペンダントが光る。
KP:白銀の箱を持ってきて、穴に嵌めることができます。
KP:……嵌めて、10年の旅に出ますか?
相良 一之進:食料とかもろもろもっていったほうがいいんかな
相良 一之進:そのへんもAIに確認します
ポッドA.I:「ご安心を。生命維持のための備品はポッドに搭載されています」
相良 一之進:「…なら安心だ」
相良 一之進:「犬ものれるよな?」
ポッドA.I:「もちろん。10年の旅であろうと、空間の確保と生命の保証はしましょう」
KP:機械のはずのA.Iの音声が、少し自慢げに聞こえたのも、このような状況だからかもしれない。
相良 一之進:「…少し、長い旅だけど、付き合ってくれ」
相良 一之進:ライカを軽くなでてから箱をはめて、旅に出よう
ライカ:「ワンッ!」
KP:ではあなたとライカは、ポッドへと乗り込む。
KP:ライカの綺麗な蒼い瞳が見える。自分が住んでいた惑星と似た色をしていた。
ライカ:「わん」

KP:今自分たちは宇宙にいる。他の誰もいない。この船はまるで、棺のようだった。
KP:途方も無い悲しみがあなたを襲う。自分たちのいた場所は恐らくもう滅んでしまっているだろう。
KP:戻れたとしても、そこは100億光年という途方も無い距離の先だ。
KP:ポッドに乗ったとしても、辿り着くのは別の惑星。そこで誰かと出会えるという保証はない。
KP:……出掛ける時に、言われた事を思い出す。

アベラルド:「ワタシもパッとは思い浮かびません。叶えたいことがあるときに限って流れてくれないものですからね、星」
アベラルド:「だからお早く帰ってきてくださいね。ワタシもここでゆるりとお待ちしてますから」

ポッドA.I:「エネルギー源確認。脱出可能です」
相良 一之進:「…約束、守れなかったなぁ」
相良 一之進:「…叶えたい願いも、守りたかった約束も」
相良 一之進:「全部、なくなっちゃったなぁ」
相良 一之進:「……、ほんとに、こうなるなんて思ってもいなかった」
相良 一之進:「無くてから気づいても遅い、なんて、俺がよく、知っていたはずなのに」
相良 一之進:「……、行こう、ライカ」
ライカ:「ワンッ」
ポッドA.I:「かしこまりました。それでは、宇宙船『NOAH』から脱出します」



KP:そうして、あなたとライカの乗った脱出ポッドは静かに宇宙船NOAHと切り離され、宇宙へ飛び出していく。

KP:宇宙へ投げ出されたポッドは次第に宇宙船NOAHから離れていく。目の前には輝く宇宙の星々が瞬きを繰り返しており、静寂が広がっている……。
KP:もうあの笛の音は聞こえない。あなたは無事宇宙船NOAHから……そうして恐ろしい運命から逃れることが出来たことを確信するだろう。
KP:しかし、ポッドは宇宙を漂うだけだ。
KP:途方に暮れていると、宇宙空間をこちらへ泳いでくる人影が見える。黒いスーツ姿のその男は、宇宙服もなしにこちらへ泳いでくると微笑んだ。
:「ボクの大事な『トラペゾヘドロン』をあそこから持ってきてくれるなんて、ほんとうに最高だ!」
:「どうやらボクが思っていた以上に人間というのは面白い種族のようだね」
KP:そして男は戸惑うあなたを気にせずに、同じレベルの知的生命体がいるアース……つまりは地球へ送り届けてあげようと言ってくる。
KP:地球はあなたのいた星セレネルと同じような歴史を歩んできた、並行宇宙にある唯一の惑星である。
KP:そう、あなたの今まで住んでいた星はセレネルという名前であることを、当然知っている。
KP:男がぱちんと指を鳴らすと、あなたの魂は光の速さで宇宙空間を飛んでいく。
KP:そうして眼前に現れたのはあなたの元いた星によく似た青く輝く惑星アース——地球。
:「ようこそ、地球へ。歓迎するよ」
KP:あなたの魂は地球へ吸い寄せられていく。その瞬間、あなたの横を一筋の光が通り過ぎていく。
KP:それはあの、金属の箱に入れられた『輝くトラペゾヘドロン』だ。それが大気圏に突入し、地球に流星となって落ちていく。
:「ハハハハ!これでもっと面白いことになる!やはりあの箱は人類にこそ、ふさわしい!」
KP:ライカとあなたは光に包まれる。しかし徐々にライカとあなたは離れていく。
KP:二人は別々の星となって地上へと降り注いだ。



KP:————そしてあなたは、地球に「生まれ落ちた」。

KP:しかし前世の記憶が残っており、自分は地球人ではなかったこと、そうして自分のいた星が滅びたことを覚えている。
KP:あなたは今、親元を離れて一人暮らしをしている。不思議と、同じ経験を繰り返して来たのだ。名前も、姿も同じ人達と出会い、不思議な体験に巻き込まれて来た。
KP:妹を助けるために、必死に努力をした。
KP:それでも、結局また間に合いはしなかった。
KP:大切な友人たち、先輩、後輩にも会えた。
KP:叶えたい願いも、守りたかった約束も。たくさん、たくさんあった。
KP:生きて、生きて。痛い思いも、辛い思いも、たくさんした。
KP:たくさん泣いて、怒って、笑って、生きてきた。同じ選択をもう一度した。
KP:もう一度、もう一度。同じことを繰り返した。

KP:――ある日の朝。
KP:起きてアラームを止めながら携帯を確認すると、バンドのベース担当からLINEが来ているのに気付く。
KP:今日の待ち合わせをどこにするか、といった内容。
KP:こんな直前に決めるな、と内心思いながら返信をする。

KP:今日は、自分の誕生日だった。

KP:窓を開けて、朝の新鮮な空気を室内に入れる。
KP:ふと隣のベランダを見れば、隣に住む友人がちょうど布団を干しているところだった。
アベラルド:「オー、グッモーニンサガラさん。スムーズにご起床できました?」
KP:自分に気付くと、友人…六藏=アベラルドは明るくにこにこしてみせる。
KP:相変わらず片言な日本語を使う男だが、本当は日本語は達者なのだというのを、ずっと昔からわかっていた。/
相良 一之進:「おはよう、アベラルドさん。
俺にしては珍しく起きることが出来たよ」

アベラルド:「ふふ、それは何よりよろしーデスネ!」
アベラルド:「そうだ、ちょーーっとの間待ってくだサイネ!」
KP:そう言うと六藏は部屋に引っ込んでいく。
KP:六藏を待っている間、ふとつけたままになっている六藏の部屋のテレビに目をやると、ニュースが流れていた。

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『女性初の宇宙飛行士井口けい氏、無事帰還』
国際宇宙ステーションに滞在していた、女性初の宇宙飛行士井口けいさんが、三須歌(ミスカ)宇宙開発研究所の帰還用宇宙船『ノア』で無事帰還した。
井口さんら3人が乗った宇宙船『ノア』は同日午前6時半すぎ、ステーションから切り離され、規定通りに着陸。
井口けいさんは伏見コーポレーションが運営する児童養護施設「明星学園」出身者ということもあり、
学園の子どもたちや家族、友人らが勇敢な女性宇宙飛行士の帰還を歌と大きな拍手で出迎えました。
------------------------------------

KP:そうしていると、六藏が大きなバッグを抱えてベランダへ戻ってくる。
相良 一之進:「…ノア、ねぇ…」
アベラルド:「そうこれ!コレなんですけども」
KP:バッグのチャックを開けると、機材が入っているのが見えた。思わず天体望遠鏡、と口にすれば、「ビンゴ!」と六藏が笑う。/
アベラルド:「職場の所長のお形見なのでスヨ。今夜は流星群が見られるって話だったでしょ」
アベラルド:「ですから、せっかくナノでサガラさんもご一緒にいかがと思って。いかがでしょう?」
相良 一之進:「…流星群?」
アベラルド:「む、天体観測はお嫌いですか?」
相良 一之進:「いや、好きだよ」
相良 一之進:「…流れ星がね、好きなんだ」
アベラルド:「案外ロマンチストですネェ。何かお願い事あるのデスか?」
相良 一之進:「…世界平和、かな」
相良 一之進:「変わらない日常が、いつものように続く」
相良 一之進:「これからもずっと」
相良 一之進:「…それが、俺の願いだ」
アベラルド:「……そうですか。ええ、大事なことですね」
相良 一之進:「アベラルドさんは?」
相良 一之進:「なにか、願い事。あるんじゃないか?」
アベラルド:「ワタシは………そうですねぇ……」
アベラルド:「パッとは思い浮かびません。叶えたいことがあるときに限って流れてくれないものですからね、星」
相良 一之進:「あぁ、そうだな」
アベラルド:「あっそうだ、ワタシはそろそろ行かなければと。今日は大事なボーナスを手に入れる日なので」
アベラルド:「ではサガラさん、今夜は約束ですよ!」
相良 一之進:「いってらっしゃい」
相良 一之進:「それと、天体観測の件だけど。お受けするよ」
相良 一之進:「あぁ、約束だ」
相良 一之進:「一緒に見よう」
相良 一之進:「…今度こそ」
アベラルド:「わっ、本当デスか!ありがとうございます!エエ、是非」
アベラルド:「そうだ、サガラさん」
相良 一之進:「ん?」
アベラルド:「おかえりなさい」
相良 一之進:「………」
相良 一之進:「…」
アベラルド:「アレ、なんだか、そんな気がしました。日本語って難しいですね」
相良 一之進:「…、いや、うん、ただいま」
相良 一之進:「ただいま、アベラルドさん」
アベラルド:「? 私も日本語を間違えましたが、あなたは純日本人では?」
相良 一之進:「いいたい気分だったんだよ」
アベラルド:「おかしな人デスねぇ、ではいってきますデスよ!」
相良 一之進:「いってらっしゃい」
KP:六藏は手を振りつつ、鳴りだした携帯にあたふたと出る。上司に怒鳴られでもしているのだろうか。

KP:……もうすぐ待ち合わせの時間だ。
KP:あなたも大切な人と会うため歩き出す。
KP:一歩、また一歩。
???:「ワンッ!」
KP:……あなたの耳に、聞き覚えのある鳴き声が聞こえる。
KP:ゆっくりと、足元に視線を落とす。
ライカ:「ワン、ワンッ!」
KP:そこには、一匹の犬がいる。
KP:白と黒の模様に凛々しいその顔立ち。揺らめく尻尾すら、まるで昨日見たかのように、あなたははっきりと覚えている。
KP:嬉しそうに尻尾を振り、吠える犬の首にはラピスラズリのペンダントがかかっている。
KP:あなたはその青い輝きを見て……あのときの犬「ライカ」 が、同じように地球に転生して、自分に会いに来たことを悟るだろう。
KP:ライカは大きく尻尾を振る。/
ライカ:「ワン、ワンワンッ!」
相良 一之進:「…あぁ、…ひさしぶり、ライカ」
KP:あなたが呼びかけると、ライカは嬉しそうに一層大きくしっぽを振り、あなたの胸に飛び込む。
KP:腕の中の、ちいさなぬくもり。
KP:あなたはまたゆっくり、歩みを進める。
KP:————今はもうない、あなたの星。
KP:この世でたった一人と一匹しかいない……あの星の唯一の生き残り。そのココロを繋ぐように、力強く光を反射するラピスラズリの輝きに胸の奥が熱くなる。
KP:途方もない時間を、あの船で過ごしたことはあなたとライカだけが知っている。

KP:星へ至る、棺。

KP:そこからまた、あなたたちは生まれ落ちた。
KP:貴方の頬を、温かい涙がつたう。
KP:これからまた、誰も知らない明日が始まるのだ。

KP:「お兄ちゃん」

KP:はっとして顔を上げる。
KP:ここにはいない少女が、笑顔を浮かべた気がした。

KP:ようこそ、地球へ。


KP:―――誕生日おめでとう、相良一之進。




クトゥルフ神話TRPG 
  『星へ至る棺』
         制作:竜原様
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