命名、A 鍋宴 飛翔する蛹
錦原 祐:CCB<=45 拳銃
Cthulhu : (1D100<=45) → 96 → 致命的失敗
錦原 祐:CCB<=45 拳銃
Cthulhu : (1D100<=45) → 98 → 致命的失敗
錦原 祐:本気で言ってる?????
錦原 祐:そういうとこだぞ!!!!!!!!
錦原 祐:CCB<=45 回避
Cthulhu : (1D100<=45) → 88 → 失敗
錦原 祐:4d10 拳銃
Cthulhu : (4D10) → 31[8,6,8,9] → 31
錦原 祐:1d10 回避
Cthulhu : (1D10) → 2
錦原 祐:毎回毎回避ける気のなさ本当なんなの……………私が生存確率上げようとしてる意図がわからないの?????
KP:CBRB(90,90) MAキック
Cthulhu : (1d100<=90,90) → 22[成功,成功] → 成功
錦原 祐:CCB<=45 回避
Cthulhu : (1D100<=45) → 26 → 成功
錦原 祐:CCB<=92 ナイフ
Cthulhu : (1D100<=92) → 26 → 成功
KP:CCB<=95 回避
Cthulhu : (1D100<=95) → 88 → 成功
KP:キーーーーーーーーーーッ!!!!
錦原 祐:では、始めていきましょう。
KP:優しくされたい。辛い事があったから。
KP:優しくされたい。報われたい。
KP:そんな事を思いながら、貴方は夜道を歩く。
KP:今日もじわじわ辛い日だった。
KP:犬に吠えられ、子供に泣かれ、舌打ちをされ、
KP:誰も彼もが自分を受け入れてくれないような、
KP:そんなざらざらとした物悲しさを覚える。
KP:どんな形でもいいから、愛情が欲しい。
KP:そんな飢えた脳味噌とカラカラに乾いた心とをだらんと抱えて、
KP:いつもの帰り道、貴方は細い路地に差し掛かる。
KP:じわじわと涙が流れるので、手で拭う元気もないので、
KP:無理矢理に両目をぎゅう、と閉じて、涙を堰き止めようとする。
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Call of Cthulhu
『鍋宴』
制作:サワガニ様
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KP:次に貴方が目を開くと、昼間の様に明るいパーティ会場にいた
KP:綺麗な花模様の部屋、可愛い丸いランプ、暖かな紅茶、沢山のお菓子。
錦原 祐:???????????????wwwwwwwww
錦原 祐:え??????wwwww泣かせちゃった、ごめん?????!
錦原 祐:これは突然PCが泣き出して動揺しすぎたPL……
錦原 祐:ま、まあね………いろいろあったもんね………
錦原 祐:え????犬に吠えられて子供に泣かれて舌打ちされてる錦原祐、普通に面白くないですか………?????
KP:わかるなぁ
錦原 祐:な、泣くな泣くな~~~~!!!元気出せ~~~~~!!
KP:「どうか涙を拭いて、可愛い人」
KP:そして、そこにいる、長い長い、長い人。
KP:足や頭は人並みに整っているのに、胴だけが異様に長く、
KP:胴の両側からムカデの様に、腕が何本も何本も生えている。
KP:それがばらばらに動いて、貴方にハンカチを差し出したり、
KP:紅茶を注いでくれたり、慰めようと手品をしてくれる。
KP:「君の、ポットラックパーティを始めよう」
KP:彼はそう言って、6メートルはあるだろう大きな大きな体を折り曲げ、
KP:小さな貴方に視線を合わせて、人懐こい笑みを浮かべる。
錦原 祐:あまりに笑うでしょこれ
錦原 祐:え??私も涙を拭いて可愛い人って言われたい………今度泣きたくなった時に神室に言ってもらお…
錦原 祐:「………こんにちは…」
錦原 祐:ぺこって頭下げてちゃんと挨拶する!
KP:貴方は彼に、丁寧に挨拶をする。
KP:そうだ、彼は優しいのだ。
KP:たとえ、腕が多かろうと。
KP:たとえ、胴が長かろと。
KP:たった、それだけだ。
KP:貴方と違うのは。
KP:手が多い分、胴が長い分、優しいのかもしれないね。
KP:そんな些細な違いより、彼が自分に優しくしてくれる方が重要だ。
KP:ああ、この目のなんと慈悲深き事!きっと彼は慈愛の化身なのだろう。
KP:そう、ふ、と、貴方の頭の中で言葉が流れる。
錦原 祐:大丈夫???????????????wwwwwwwwwwww
錦原 祐:これは錦原祐が普通にヤバでしょwwwwwwwwwwwww
錦原 祐:ふふwwwwwwwwwwwww
錦原 祐:え????本当に大丈夫か??????????
KP:正気度を1d3獲得。
錦原 祐:神(手のひら返し)
錦原 祐:1d3
Cthulhu : (1D3) → 3
錦原 祐:キャッキャッキャッ!!
錦原 祐:これは追加しちゃだめなんだよね?
KP:そう!控えておいてね!
錦原 祐:はーい!
KP:「いい白桃が手に入ってね、一緒にたくさん食べようね。
KP: その為のポットラックパーティさ」
KP:白桃のパイが取り分けられる。
KP:「いくつ欲しい?」
錦原 祐:「あの、こちらはどういった場所なのでしょうか」
KP:「言っただろう、君のためのポットラックパーティだよ」
錦原 祐:うーーん………さっきめっちゃ優しい!!!!!って思っちゃったからな……
錦原 祐:というか人の善意を無下にできる男じゃねえ………いやこれどう考えても善意じゃないけど……
錦原 祐:「…では折角ですから1つ」
錦原 祐:choice[大食い,普通,小食]
Cthulhu : (CHOICE[大食い,普通,小食]) → 普通
錦原 祐:普通!
KP:熱の入った白桃は蕩ける様にジューシーで、
KP:バターたっぷりの生地はサクサクとしていて美味しい。
KP:でもどうしてか、胸騒ぎがする。
KP:なにか、仄暗い感情が渦巻いて、
KP:髪がざわざわと騒めいている。
KP:どうして、僕は自分を傷付けたいのだろう。
KP:正気度を1d5+1獲得。
KP:「君の、ポットラックパーティさ」
KP:彼はそう言った。
KP:お菓子は美味しい、彼は優しい、でも
KP:僕は 自分を傷付けたい。一体何故だろう。
錦原 祐:何……………?こんどは自傷癖なの……
錦原 祐:1d5+1
Cthulhu : (1D5+1) → 1[1]+1 → 2
錦原 祐:??
錦原 祐:「御馳走様でした、美味しかったです」
KP:この後はどうしようか?
KP:考える為に、頭を働かせよう。
KP:<知識>をどうぞ!
錦原 祐:わあい!
錦原 祐:CCB<=90 知識
Cthulhu : (1D100<=90) → 7 → スペシャル
錦原 祐:貫通した!!
KP:えらーい!!
KP:西洋の文化に通じているあなたは知っている。
KP:ポットラックパーティは1人で準備してやるものでは無い。
KP:現代においては参加者の持ち寄り料理の食事会、ホームパーティのはずだ。
KP:起源は16世紀。当時、煮込み料理はお客さんが来店して
KP:すぐに提供出来る様に準備をしていたものだ。
KP:故に、美味しい具材がでてくるかはその日の鍋次第ということから「pot」「luck」と言う。
KP:では、なぜ彼はポットラックパーティと言ったのか。普通のパーティでは無いのだろうか。
KP:鍋なんて何処にもないのに、誰も持ち寄りなんてしてないのに。
KP:どうして「ポットラックパーティ」なんだろう。
KP:鍋は何処にあるのだろう。
錦原 祐:何………??お前が食材だよ!!!ってやつ………?
KP:どうしようか?
錦原 祐:うーーーん………自傷はしないかなぁ……
KP:OK!
KP:次は和菓子だ。もちもちとした舌触りのいい牛皮で白桃の白餡を包んだお菓子だ。
錦原 祐:ウワッッッッ桃縛りだな!!???
KP:「いくつ欲しい?」
錦原 祐:え?????普通に美味しそう………
錦原 祐:PL、和菓子好きなんで………
錦原 祐:CoCでそんな軽率にもの食べるなーーーー!!!!
錦原 祐:でも最低1個は食べないといけないんだもんな……なら食べる食べないの問題でもないんだよな……
錦原 祐:2個……
KP:OK、では正気度を1d10+2獲得。
錦原 祐:1d10+2
Cthulhu : (1D10+2) → 10[10]+2 → 12
錦原 祐:ふふん!
KP:えらーい!!
KP:控えめな甘さが嬉しくて、
KP:思わず顔がほころんでしまいそう。
KP:でも、どうしてだろう。
KP:頭の皮が突っ張る様な、そんな嫌な感覚を覚える。
KP:食べたことのない様な美味しいものに、
KP:自分はこんなにも満たされているのに、
KP:どうしてこんなにも暗い気持ちになるのだろう。
KP:僕には一体何が起きているのだろう。
KP:つらい事が重なって、知らない間に狂ってしまったのだろうか。
KP:今の僕は確かに「美味しい」と「嬉しい」とを感じている。
KP:でも同時に、それに比例する様に、暗い感情も大きくなる。
錦原 祐:知らない間に狂ってたっていうか………
錦原 祐:そうだね………
KP:気持ちがどんどんこんがらがって、怖くなって泣いてしまう。
KP:「ああ、どうか泣かないで。可愛い人、カラカラに干涸らびてしまうよ」
KP:涙を拭う彼の手はあまりにも大きくて、多い。
錦原 祐:あまりにも面白いんだよな………
錦原 祐:今日の錦原祐めっちゃ泣くやん???????!大丈夫!??????
錦原 祐:泣き上戸なの……………???????
錦原 祐:「……あの、僕……」
錦原 祐:「…また、……またおかしくなっていましたか」
錦原 祐:「誰も死んでいないし誰も殺していないし誰も傷つけていないはずなのに、それでもやっぱり僕は」
錦原 祐:毎日毎晩夢の中で誰かしらを銃殺してるやつが正気なはずないやろ!!!!やめてやれ!!!
KP:どうしようか?考える為に、彼をもう一度よく見よう。
KP:<目星>をどうぞ!
錦原 祐:やった!涙目をこすりながら見ます!
錦原 祐:CCB<=77 目星
Cthulhu : (1D100<=77) → 70 → 成功
錦原 祐:えらい!
KP:えらい!!
KP:彼はにこにこ微笑んでいたが、今は静かな笑みを湛えている。
KP:いや、これは、笑顔じゃ無い。
KP:目が笑っていない。
KP:張りぼての笑顔だ、何か、何かを隠している。
KP:優しくするのには、きっと理由があるのだ。
KP:きっと何か、隠したい秘密があるのだ。
KP:背筋をさっと冷たい風が撫でて行った。
KP:この部屋に窓なんか無いのに。
KP:SANC
錦原 祐:自分のことを言われてるみたいな気になっちゃった、描写…
錦原 祐:「……誰しも隠したいことはありますものね」
錦原 祐:CCB<=34 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=34) → 30 → 成功
KP:えらい!!
KP:減少はありません。
KP:どうしようか?
錦原 祐:うーーーーーー………自傷したくないけど…食べたくもない……
錦原 祐:指を折りました……祐は抵抗ないでしょ自傷なら別に…
KP:OK
KP:彼の施しをこれ以上受け入れたく無い。
KP:いや、嫌だ、嫌だ!
KP:ミキ、ミキ、骨が軋む。
KP:「寄るな、触るな、中に入るな!」
KP:そんな言葉が口に出る。
KP:僕は一体何を口走っているのだろう。
KP:でも、
KP:だって、そうじゃ無いと
KP:頭が 脳が 食べられてしまう
KP:早く目覚めないと
KP:バキン、と、人差し指が折れる瞬間、
KP:貴方は路地裏に入った瞬間の記憶を思い出す。
KP:頭の中に入ろうと、腕を伸ばす、腕腕を伸ばす、
KP:たくさんの 怪物
KP:「今夜の鍋は当たりだねぇ」
KP:貴方は酷い痛みを抱えて、目を覚ます。
KP:頭が痛い。割れる様に。
KP:ダメージ1d5+1
錦原 祐:なるほどね……
錦原 祐:それはそうとこういう口調の錦原、完全に幼児返りしてんだなって感じあるな……
錦原 祐:1d5+1
Cthulhu : (1D5+1) → 5[5]+1 → 6
錦原 祐:お前~~~~~~!
KP:錦原 祐のHPが6減少 (HP:13->7)
KP:頬も痛い。
KP:誰かが貴方に危害を加えた様だ。
KP:ひどく酒臭い男が側にいて、意味不明な言葉を貴方に吐きかける。
KP:もう一度、頬に痛みが走る。酔っ払いが貴方を殴る。
KP:ズキズキと痛む、鳩尾が痛む。
KP:口の端が派手に切れていて、男の手に血が付いていて、既に何度か殴られたのだとわかる。
KP:酒焼けした声で、無理矢理金にした髪を振り乱して、男が暴れている。
KP:貴方はそれを間近で見ている。
KP:貴方を殴りつけた男は、頭を何かに貪られていた。
KP:貴方はその暴力によって結果的に助けられたのだと理解する。
KP:貴方から、酒臭い彼にターゲットが変わったのだ。
KP:見知らぬ人間を殴りつける程理性を失った、
KP:本当に恐ろしいものが見えない程感覚が鈍った、
KP:より食べ易そうな、弱い方へと。
KP:髪を掻き分け、表皮を裂き、頭蓋骨を割り、脳漿を啜り、脳を喰らう。
KP:冒涜的な捕食者が、黒い黒い夜から星の光を浴びて僅かに笑う。
KP:それは怪物。10以上の集合体。折り重なって癒着して、
KP:まるで地獄のヘドロで育ったムカデの様に醜悪な姿。
KP:痩せてひょろ長い体からは枝の様な腕がいくつも伸び、巨大な鉤爪で男を拘束している。
KP:長く尖った頭達をグリグリと回し、短く尖った歯がぎっしり生えた口をガチガチ鳴らす。
KP:鉤爪で頭に穴を開けている。カリカリカリカリ、骨を削る音がする。
KP:男は暴れているが、その口は喜びに歪んでいた。
KP:ズルズルと頭に舌を入れらている。
KP:男は更に幸福そうな表情になる。
KP:「ありがとう、ここは綺麗な所ですね。」
KP:「あぁ、ありがとう、甘いものは好きです。いただきます」
KP:あぁ、自分はあれだったのだ。
KP:貴方は理解する。
KP:男はどんどん正気を失う。ヨダレを垂らし、人権を失う。
KP:肉になる。男は肉になる。彼がこのパーティの主菜なのだ。
KP:彼こそが、貴方こそが、「ポットラックパーティ」の「ポット」だったのだ。
KP:貴方は今までの獲得正気度を正しく理解する。
KP:あれは貴方に与えられていた幻覚だ。
KP:捕食をスムーズに行うための、
KP:貴方が暴れない様にするための甘い罠、まやかしの優しさだ。
KP:桃の様な薄皮を剥げば、こんなにも剥き出しの殺意と食欲とがあったのだ。
KP:それが今、貴方の目の前で牙を剥く。
KP:自分に起きていた怪異を認識する+ニクトティヤクト目撃のSANC
KP:0/1d17+1d10+3
※シナリオ公開当時は成功の場合の減少値が設定されていなかったため、ニクトティヤクト目撃のSANCを参照して0で処理しました。
錦原 祐:でっっっっっかい!!!!!!
錦原 祐:CCB<=34 SANチェック
Cthulhu : (1D100<=34) → 8 → 成功
錦原 祐:かっっっっこよ……………
KP:貴方は走り出す。
錦原 祐:「…おきのどくです」
錦原 祐:「人は助けられません、……すみません」
KP:貴方は悪意に助けられる
KP:そこに優しさなんて存在しなかった。
KP:ただただ、運命の噛み合わせが良かっただけ
KP:貴方は日常に逃げ帰る
KP:泣きながら路地に出る
KP:泣きながら電話する
KP:泣きながら救急車を呼ぶ
KP:溜息を吐かれながら病院に運ばれる。
KP:溜息を吐かれながら診察される。
KP:溜息を吐かれながら横たえられる。
KP:誰も貴方に優しくしない
KP:今日が終わる
KP:救いがあるといいですね
KP:痛みがないといいですね
KP:明日が来る
KP:希望があるといいですね
KP:安寧があるといいですね
KP:今日の傷を、生涯忘れる事はないけれど
Call of Cthulhu
『鍋宴』
制作:サワガニ様